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非ネイティブが英語圏での生活を目指します

非ネイティブのスピーキング力をつける 瞬間英作文

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 受験英語ではよい点を取れても、話すとなると全く無理という人は非常に多いと思います。私もそうでした。今でも英語を使わない期間が少しあると、瞬間的に英語が浮かばなくなってしまい、話そうとしても言葉がつかえてしまいます。

 

スピーキングは、思考を瞬間的に英語に置き換える反射力が試される頭のスポーツだと思います。そうすると、カンを養うことと、英文を思いつく瞬発力に関する頭の筋肉を鍛えることが必須です。そのためには一にも二にも瞬間英作文が役に立ちます。私は、瞬間英作文に出会ってから、初めてスピーキングに対する恐怖心が無くなりました。

瞬間英作文とは、英語の文をたくさん覚えることです。

私たちは喋るとき、ゼロから文を生み出すのではなく、頭の中に蓄積されたフレーズを利用しています。つまり、たくさんのフレーズを覚えれば、より自由に表現できるようになるのです。

例えば、

I made lunch for her.

というSVO文を覚えたとします。Oを変えれば色々なものを「作った・調理した」ことが表現できます。

 

I made dinner for her.

I made a cup of coffee for her.

 

for~を変えれば、「誰のために」を表現できます。

I made dinner for my father.

I made dinner for my father-in-law.

 

ポイントは、とても簡単な文章から始めることです。はじめは、中学一年生レベルの文からスタートします。

 

上で例に挙げたI made lunch for her.も、中学レベルの簡単な文です。英語を見れば日本語にすることは簡単でしょう。しかし、「私は彼女に昼食を作ってあげた。」を英語に訳せと言われたら、瞬時にできないのではないでしょうか。

このように、英語の文法力が高い人でも、スピーキングでは初めは能力相応の力は出せないものです。瞬間英作文では、日本語「私は彼女に昼食を作ってあげた」を見て、瞬時に英語に置き換えます。初めはできませんから、日本語を見たらすぐに英語を読みます。大事なのは、英文を深く理解しながら記憶することです。英文の意味を心の中で反芻しながら暗唱し、十分に口になじませます。数回読んだら、次の文に行きます。

 

瞬間英作文を始めるなら、一番有名なこの本からススタートするのがよいでしょう。

 

作者のウェブサイトでは、瞬間英作文のやり方を丁寧に解説しています。

英語上達完全マップ●瞬間英作文